「ランニング中に音楽を聴きたいけど、車の音が聞こえないと怖い」「骨伝導イヤホンは安全だけど、音質がイマイチで物足りない」「汗をかくとイヤホンが壊れそうで心配」
こういった経験、あるんじゃないでしょうか。
屋外でスポーツをしながら音楽を楽しみたい。でも、周囲の音が聞こえないと危険だし、かといって骨伝導イヤホンは低音が弱くて迫力に欠ける。このジレンマって、意外と解決が難しいんですよね。
そこで注目したいのが、2024年8月に発売されたShokzのフラッグシップモデル「OpenRun Pro 2」です。骨伝導と空気伝導を組み合わせた新技術「DualPitch」を搭載し、従来の骨伝導イヤホンの弱点だった低音を大幅に強化。Amazon評価4.4/5(653件)、公式サイト評価4.71/5(221件)と高い評価を獲得しています。
この記事では、OpenRun Pro 2の特徴や評価されているポイント、気になる点を客観的な情報に基づいて詳しく解説します。
OpenRun Pro 2を選ぶ理由
骨伝導イヤホンを選ぶ際、多くの方が重視するのは「安全性」「装着感」「音質」の3つではないでしょうか。
OpenRun Pro 2が注目される理由は、この3つすべてで前モデルから進化を遂げている点にあります。特に音質面では、骨伝導ドライバーに加えて空気伝導ドライバーを搭載する「DualPitch」テクノロジーを新採用。骨伝導イヤホンの弱点とされてきた低音再生を大幅に改善しています。
また、バッテリー持続時間が10時間から12時間に延長され、充電ポートも専用マグネット式から汎用性の高いUSB-Cに変更。日常的な使いやすさも向上しています。
基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 価格 | 27,880円(税込) |
| 重量 | 30.3g |
| 再生時間 | 最大12時間 |
| 充電時間 | 約1時間 |
| 急速充電 | 10分で2.5時間再生可能 |
| 防水規格 | IP55 |
| Bluetooth | 5.3 |
| 充電ポート | USB-C |
| サイズ展開 | 標準サイズ / ミニサイズ |
| 保証 | 24ヶ月 |
本体以外には、キャリングケース、USB-C充電ケーブル、保証書、ユーザーガイドが付属しています。大迫傑モデルにはオリジナルカードも同梱されています。
注目したい機能
DualPitchテクノロジー
OpenRun Pro 2最大の特徴が、新開発の「DualPitch」テクノロジーです。従来の骨伝導イヤホンは骨伝導ドライバーのみで全音域を再生していましたが、OpenRun Pro 2では骨伝導ドライバー(中高音域担当)と空気伝導ドライバー(低音域担当)を組み合わせたデュアルドライバー構成を採用しています。
メーカー情報によると、このハイブリッド構成により低音の迫力が大幅に向上するとともに、従来の骨伝導イヤホンで気になりがちだった振動も軽減されているとのことです。
6つのEQモード
Shokzアプリを使用することで、スタンダード、ボーカル、低音強め、高音強め、プライベートの5つのプリセットに加え、2つのカスタムモードが利用できます。「プライベート」モードは音漏れを軽減するためのモードで、電車内など周囲に配慮したい場面に適しています。
オープンイヤー設計
耳を塞がないオープンイヤー設計により、音楽を聴きながらも周囲の環境音を聞き取ることができます。ランニング中の車の接近音や、サイクリング中の他の自転車の気配、家族の呼びかけなど、必要な音を逃さない設計となっています。
AIノイズキャンセリングマイク
デュアルマイクとAIノイズキャンセリングアルゴリズムを搭載。メーカーによると、環境ノイズを96.5%低減し、屋外でもクリアな通話が可能とのことです。風の強い日でもマイク位置の最適化により風切り音を抑える設計となっています。
高く評価されているポイント
音質の進化を実感できる
購入者レビューで最も多く挙げられているのが音質の向上です。「以前のモデルより音の聞こえ方がぐっと向上した」「サウンドの透明感が深くなり、より立体的な音楽が聴こえるようになった」「骨伝導であることを忘れるくらいの細かい音の伝わり」といった声が見られます。
DualPitchテクノロジーにより、従来の骨伝導イヤホンでは再現が難しかった低音域がしっかり感じられるようになったことが高評価の要因となっています。
装着感の快適さ
「想定を超える快適さ」「揺れても落ちない安定感」という評価も多く見られます。30.3gという軽量設計に加え、形状記憶合金(ニッケルチタン合金)を使用したフレームが激しい運動でもズレにくい装着感を実現しています。
また、締め付け力が前モデルより16%軽減されているとのことで、長時間装着時の圧迫感も改善されています。
バッテリー持続時間の長さ
12時間の再生時間は、フルマラソンやロングライドでも電池切れを心配する必要がない十分な長さです。さらに10分の急速充電で2.5時間使用できるため、出発前の充電忘れにも対応できます。
USB-C充電への対応
前モデルまでの専用マグネット充電から、汎用性の高いUSB-C充電に変更されました。スマートフォンと同じケーブルで充電できるため、旅行時の荷物を減らせます。また、充電ポートは防水カバー付きで、IP55の防水性能を維持しています。
気になる点・注意点
付属ケースのサイズ
レビューの中には「ケースが大きい」という声も見られます。本体を保護するための設計ですが、コンパクトに持ち運びたい方は別途小型のポーチを用意することも選択肢になります。
価格帯
27,880円という価格は、骨伝導イヤホンの中では高価格帯に位置します。ただし、DualPitchテクノロジーによる音質向上、12時間バッテリー、USB-C対応、24ヶ月保証などを考慮すると、長く使うことを前提とした投資として検討する価値はあります。
同じShokzのエントリーモデル「OpenRun」(17,880円)や「OpenMove」(11,880円)と比較して、音質や機能面での違いを確認してから選ぶことをおすすめします。
IP55の防水性能
IP55は「汗や雨には対応するが、水没には対応しない」レベルの防水性能です。ランニングやサイクリング時の汗や突然の雨には問題ありませんが、プールでの使用や水洗いには対応していません。水泳用途には、同社の「OpenSwim Pro」が別途用意されています。
前モデル・競合製品との比較
Shokz製品ラインナップ比較
| 製品名 | 価格 | 再生時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| OpenRun Pro 2 | 27,880円 | 12時間 | DualPitch、USB-C |
| OpenRun Pro | 23,880円 | 10時間 | 骨伝導のみ、マグネット充電 |
| OpenRun | 17,880円 | 8時間 | エントリーフラッグシップ |
| OpenMove | 11,880円 | 6時間 | エントリーモデル |
OpenRun Pro 2 vs OpenRun Pro(前モデル)
| 項目 | OpenRun Pro | OpenRun Pro 2 |
|---|---|---|
| 音質技術 | 骨伝導のみ | DualPitch(骨伝導+空気伝導) |
| 再生時間 | 10時間 | 12時間 |
| 充電ポート | マグネット専用 | USB-C |
| Bluetooth | 5.1 | 5.3 |
| EQ | 3モード | 4プリセット+2カスタム |
| 価格差 | 基準 | +4,000円 |
音質を最優先する方や、USB-C充電の利便性を重視する方には、OpenRun Pro 2への移行メリットがあります。一方、現在OpenRun Proを使用していて特に不満がない方は、無理にアップグレードする必要はないかもしれません。
購入前によくある質問
こんな方におすすめ
屋外でのランニングやサイクリングで音楽を楽しみたいけれど、周囲の安全も確保したい方に最適な選択肢です。特に、これまで骨伝導イヤホンの音質に物足りなさを感じていた方には、DualPitchテクノロジーによる音質向上が魅力的に映るでしょう。
12時間のバッテリー持続時間は、フルマラソンや100km超のロングライドでも電池切れの心配がなく、長時間のアクティビティを楽しむ方に向いています。また、テレワークで長時間イヤホンを使用する方にも、耳を塞がない快適性と高い通話品質が評価されています。
一方、完全に密閉した環境で音楽に没頭したい方や、水泳での使用を想定している方には、他の選択肢を検討することをおすすめします。また、予算を抑えたい方は、同社のOpenRun(17,880円)やOpenMove(11,880円)から始めてみるのも良いでしょう。
まとめ
Shokz OpenRun Pro 2は、骨伝導と空気伝導を組み合わせたDualPitchテクノロジーにより、骨伝導イヤホンの弱点だった低音再生を大幅に改善したフラッグシップモデルです。
30.3gの軽量ボディで12時間再生、USB-C充電対応、IP55防水、6つのEQモードなど、スポーツシーンでの使いやすさを追求した設計となっています。Amazon評価4.4/5、公式サイト評価4.71/5という高い評価は、音質・装着感・使いやすさのバランスの良さを示しています。
27,880円という価格は骨伝導イヤホンとしては高価格帯ですが、24ヶ月保証と公式ストアでの30日間返品保証があるため、安心して試すことができます。
安全に音楽を楽しみながらスポーツを楽しみたい方、骨伝導イヤホンの音質に不満を感じていた方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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