ランニングウォッチを選ぼうと思っても、種類が多すぎて迷ってしまいますよね。
特にこんな悩みはありませんか?
- GPS精度が良くて、正確にペースを測りたい
- バッテリーが長持ちして、長距離でも安心
- 心拍数やトレーニング指標を詳しく知りたい
- でも高機能すぎて使いこなせないのは困る
私も最初は同じように悩んでいました。安い時計だとペースがバラバラになったり、バッテリーが途中で切れたり。でも自分に合ったランニングウォッチを使うようになってから、練習の効率が格段に上がりました。
この記事では、2025年注目のランニングウォッチ5モデルを詳しく比較分析。それぞれの特徴や目的別の選び方を解説して、あなたにぴったりの1台を見つけるお手伝いをします。
ランニングウォッチ選びで失敗しないための3つのポイント
1. GPS精度の重要性
正確なペース測定は、ランニング上達の基本です。GPS精度が悪いと:
- 実際より速いペースで表示されて、ペースが乱れやすい
- 距離が正確でなく、練習計画に影響する
- 坂道などの高低差が正しく測れない
2. バッテリー持続時間
マラソンを走るなら、バッテリー持続時間は重要です:
- フルマラソン: 最低8時間は必要
- ウルトラマラソン: 15時間以上あると安心
- 普段使い: 1週間程度持つと充電の手間が少ない
3. 機能とコストのバランス
機能が増えるほど価格も高くなるので、自分に必要な機能を考えましょう:
- 初心者:基本的なGPS・心拍測定があれば十分
- 中級者:練習指標・回復アドバイス機能
- 上級者:詳細な分析・カスタマイズ機能
【2025年版】ランニングウォッチ比較一覧表
順位 | モデル名 | GPS精度 | バッテリー | 心拍測定 | 価格帯 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | Garmin Forerunner 265 | 13日間 | (5.0) | 6万円台 | (4.8) | |
2位 | COROS PACE Pro | 20日間 | (4.5) | 7万円台 | (4.7) | |
3位 | Apple Watch Ultra 2 | 36時間 | (4.5) | 13万円台 | (4.5) | |
4位 | Polar Vantage M3 | 7日間 | (4.5) | 5万円台 | (4.3) | |
5位 | SUUNTO RUN | 5日間 | (4.0) | 3万円台 | (4.0) |
第1位:Garmin Forerunner 265 – 総合力No.1の万能モデル

GPS精度の高さと充実したトレーニング機能のバランスが優秀。初心者から上級者まで、長く愛用できるモデルです。
基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 46.1×46.1×12.9mm |
重量 | 47g |
ディスプレイ | 1.3インチ AMOLED |
バッテリー | スマートウォッチモード:13日間 GPSモード:20時間 |
防水性能 | 5ATM |
価格 | 約67,800円 |
おすすめポイント
- GPS精度が抜群に良い
-
マルチGNSS(GPS+GLONASS+Galileo)対応で、都市部でも山道でも正確に測定。表示されたペースは、実際のペースとほぼ一致します。
- トレーニング効果が数値でわかる
-
- Training Effect: 今日の練習がどの能力を向上させたか表示
- VO2 Max: 最大酸素摂取量で現在の走力を客観視
- レース予想タイム: 現在の実力でのマラソンタイムを算出
これらの数値を見ることで、なんとなく走るのではなく、しっかりと目標を持った練習ができるようになります。
- 回復時間がわかるから怪我しない
-
前日の練習内容と心拍データから、次の練習までに必要な休息時間を教えてくれます。「今日は軽めにしよう」「明日は休もう」といった判断ができて、怪我の予防につながります。
- 睡眠とストレス管理で体調管理
-
睡眠の質とストレスレベルを24時間測定。「昨夜よく眠れなかったから今日は軽めにしよう」など、体調に合わせて練習の強さを調整できます。
- バッテリー持ちが実用的
-
13日間のバッテリー持続で、週に3-4回走る人なら週1回の充電で十分。GPSモードでも20時間持つので、長距離レースでも安心です。
気になるところ
- 価格が高い(約6.8万円)
-
エントリーモデルと比べると高価格ですが、機能を考えれば1日あたり約19円(3年使用想定)と考えると妥当です。
- 機能が多すぎて最初は迷う
-
200以上の機能があるため、最初は使いこなすのが大変。ただし基本機能だけでも十分価値があり、少しずつ覚えていけば大丈夫です。
- サードパーティアプリは少ない
-
Apple Watchに比べるとアプリの種類は少なめ。ただしランニング用としては、必要な機能はしっかり揃っています。
こんな人におすすめ
- 本格的にランニング上達したい人
- マラソンサブ4、サブ3.5を目指している人
- データ分析でトレーニングを最適化したい人
- 長く使える高品質なウォッチが欲しい人
第2位:COROS PACE Pro – バッテリー最強の軽量モデル

20日間という他社を圧倒するバッテリー性能。「充電を忘れがち」「長期遠征が多い」というランナーの救世主的存在。
基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 46×46×11.7mm |
重量 | 37g |
ディスプレイ | 1.3インチ メモリーLCD |
バッテリー | 日常使用:20日間 GPSモード:31時間 |
防水性能 | 5ATM |
価格 | 約78,000円 |
おすすめポイント
- 圧倒的な軽さ(37g)
-
装着していることを忘れるほどの軽量設計。長時間のトレーニングでも手首への負担がほぼゼロ。
- バッテリー管理から解放
-
月1-2回の充電で十分。「明日は大事なレースなのに充電し忘れた」というストレスが皆無。
- 高精度なGPS
-
デュアル周波数GPS対応で、Garminに匹敵する精度。トンネルや高層ビル街でも正確な測位を維持。
- シンプルで使いやすいUI
-
複雑な機能を排除し、ランニングに特化したインターフェース。操作に迷うことなく、走ることに集中できます。
気になるところ
- 心拍測定精度が若干劣る
-
Garminと比較すると、激しい運動時の心拍測定にわずかな誤差。ただし、日常的なトレーニングでは問題ない範囲。
- タッチスクリーンなし
-
タッチスクリーンは無く、ボタンで操作します。慣れれば問題ありませんが、スマートウォッチに慣れた人には最初やや使いにくいかもしれません。
第3位:Apple Watch Ultra 2 – スマートウォッチ機能最強

電話・メッセージ・アプリ使用など、スマートウォッチとしての機能を重視するなら最強。ランニング機能も十分実用的。
基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 49×44×14.4mm |
重量 | 61.4g |
ディスプレイ | 1.92インチ Retina |
バッテリー | 通常使用:36時間 低電力モード:72時間 |
防水性能 | 100m耐水 |
価格 | 約128,800円 |
おすすめポイント
- 圧倒的に美しいディスプレイ
-
Retinaディスプレイの鮮明さは他の追随を許さない。日差しの強い屋外でも見やすく、操作も直感的。
- 豊富なサードパーティアプリ
-
Strava、Nike Run Club、Zwyft Runなど、様々なランニングアプリが利用可能。自分好みの環境を構築できます。
- 音楽・通話機能が便利
-
Apple Musicで音楽再生、緊急時の通話機能など、ランニング中の利便性が抜群。
- iPhoneとの連携が完璧
-
iPhoneユーザーなら設定から同期まで全てがシームレス。データ管理も簡単。
気になるところ
- バッテリー持ちが短い
-
他モデルの数日〜数週間に対し、1-2日での充電が必要。ウルトラマラソンでは低電力モード必須。
- ランニング専用機能では劣る
-
Training Effectや回復時間など、専用機に比べて分析機能が物足りない。
- 価格が最も高い
-
約13万円と、他モデルの2倍近い価格。スマートウォッチ機能を使わないなら割高。
第4位:Polar Vantage M3 – 心拍測定の専門家
心拍測定技術で定評のあるPolar。特に心拍ゾーンでのトレーニングを重視するランナーに最適。
基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 45.5×45.5×12.5mm |
重量 | 53g |
ディスプレイ | 1.28インチ カラータッチ |
バッテリー | 日常使用:7日間 トレーニングモード:30時間 |
防水性能 | WR50 |
価格 | 約54,800円 |
おすすめポイント
- 業界最高精度の心拍測定
-
胸ベルト級の正確性を誇る光学心拍センサー。心拍ゾーントレーニングの精度が圧倒的。
- 詳細な睡眠分析
-
Nightly Rechargeで睡眠の質と回復度を詳細分析。翌日のトレーニング強度調整に活用できます。
- 回復時間がわかるから怪我しない
-
前日の練習内容と心拍データから、次の練習までに必要な休息時間を教えてくれます。「今日は軽めにしよう」「明日は休もう」といった判断ができて、怪我の予防につながります。
- FuelWise機能
-
長距離走での栄養補給タイミングをアドバイス。マラソンでの補給戦略立案に便利。
気になるところ
- GPS精度がやや劣る
-
GarminやCOROSと比較すると、GPS精度で若干劣る場面あり。
- アプリの動作が重い
-
Polar Flowアプリの動作が他社比で重く、データ同期に時間がかかることも。
第5位:SUUNTO RUN – エントリーユーザーの最適解
必要最小限の機能を厳選し、3万円台という驚きの価格を実現。「とりあえずランニングウォッチを試してみたい」という人の入門機として最適。
基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 46×46×13.6mm |
重量 | 55g |
ディスプレイ | 1.28インチ カラー |
バッテリー | 日常使用:5日間 GPSモード:10時間 |
防水性能 | 5ATM |
価格 | 約34,800円 |
おすすめポイント
- 圧倒的なコストパフォーマンス
-
3万円台でGPS・心拍測定・基本的なトレーニング機能を網羅。入門機として申し分ない性能。
- シンプルで分かりやすい
-
複雑な機能がなく、ランニング初心者でも迷わず使用可能。「とりあえず走って記録したい」なら十分。
- 北欧デザインの美しさ
-
SUUNTOらしい洗練されたデザイン。ファッション性も両立したい人におすすめ。
気になるところ
- 機能が限定的
-
高度なトレーニング分析機能なし。本格的にレベルアップしたくなったら買い替え必要。
- バッテリー持ちが短い
-
5日間は他モデルと比較して短め。週2回程度の充電が必要。
目的別おすすめランニングウォッチ
コスパ重視なら → SUUNTO RUN
- 予算3-4万円でランニングウォッチを試したい
- 基本的なGPS・心拍測定があれば十分
- デザインにもこだわりたい
本格的なトレーニングなら → Garmin Forerunner 265
- マラソンサブ4、サブ3.5を狙っている
- データ分析でトレーニングを科学的に管理したい
- 長く使える高品質なウォッチが欲しい
バッテリー重視なら → COROS PACE Pro
- 充電の手間を最小限にしたい
- ウルトラマラソンなど長時間の使用が多い
- 軽量で装着感の良いモデルが欲しい
スマートウォッチ機能重視なら → Apple Watch Ultra 2
- ランニング以外でも活用したい
- iPhone連携で便利に使いたい
- 美しいディスプレイと豊富なアプリを楽しみたい
心拍トレーニング特化なら → Polar Vantage M3
- 心拍ゾーンでの科学的なトレーニングがしたい
- 睡眠と回復の詳細分析が欲しい
- 栄養補給のアドバイスも活用したい
ランニングウォッチの効果的な活用法
1. 心拍ゾーンでのトレーニング
ゾーン | 心拍数目安 | トレーニング効果 | 使用場面 |
---|---|---|---|
ゾーン1 | 50-60% | 回復・ベース構築 | リカバリーラン |
ゾーン2 | 60-70% | 有酸素能力向上 | LSD・ジョギング |
ゾーン3 | 70-80% | 有酸素パワー | ペース走 |
ゾーン4 | 80-90% | 乳酸処理能力 | インターバル |
ゾーン5 | 90-100% | 最大酸素摂取量 | スピード練習 |
2. データ活用のコツ
毎日チェックすべき指標
- 安静時心拍数: 疲労度の目安
- 睡眠スコア: 回復度の指標
- ストレスレベル: オーバートレーニング防止
週単位で見るべき指標
- Training Load: 練習負荷の適正性
- Training Effect: 能力向上の方向性
- VO2 Max: 持久力の変化
3. 怪我予防のための使い方
注意すべきサイン
- 安静時心拍数が普段より10%以上高い
- 睡眠スコアが連続して低い
- 同じ運動量でも心拍数が上がりやすい
これらのサインが出たら、強度を下げるか休養を取ることが重要です。
よくある質問(FAQ)
まとめ:あなたに最適なランニングウォッチを見つけよう
2025年最新のランニングウォッチ5選を徹底比較してきました。
結論として、最もおすすめはGarmin Forerunner 265です。
理由:
✅ 抜群のGPS精度で正確なペース測定
✅ 豊富なトレーニング機能で科学的な練習が可能
✅ 13日間のバッテリー持続で実用性抜群
✅ 初心者から上級者まで長く使える投資価値
ただし、あなたの目的や予算に応じて最適解は変わります:
- バッテリー重視 → COROS PACE Pro
- スマートウォッチ機能 → Apple Watch Ultra 2
- 心拍トレーニング特化 → Polar Vantage M3
- コスパ重視 → SUUNTO RUN
適切なランニングウォッチがあれば、あなたのランニングライフは必ず変わります。今まで「なんとなく」走っていたのが、「目的を持った効率的な練習」に変化し、確実に上達を実感できるはず。
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