NEC Aterm 7200D8BE レビュー|10Gbps対応Wi-Fi 7ルーターで戸建ての電波問題を解決

「2階でリモート会議をしていると、途中でWi-Fiが途切れる」「せっかく10Gbpsの光回線にしたのに、速度が出ない」「家族がYouTubeを見ていると、自分のゲームがカクカクする」。戸建て住宅でWi-Fiを使っていると、こんな悩みを抱えている人は多いですよね。

Wi-Fi 7という新しい規格が登場し、ルーターの選択肢も増えました。しかし6GHz帯対応の有無や、10Gbps対応など、どれを選べばいいのか迷ってしまうのも事実です。

この記事では、NECプラットフォームズが発売したWi-Fi 7対応ルーター「Aterm 7200D8BE」について詳しく解説します。10Gbps WAN対応で高速回線をフル活用でき、8ストリーム構成で複数台接続でも安定。戸建て住宅のWi-Fi問題を解決できる一台として注目されているモデルです。

目次

この商品が注目されている理由

NEC Aterm 7200D8BEは、2025年4月に発売されたWi-Fi 7対応のミドルクラスルーターです。NECプラットフォームズは、国内ルーター市場で長年の実績を持つメーカーで、Atermシリーズは家庭用ルーターとして高い信頼性を誇っています。

このモデルは、家電レビュー専門誌「家電批評」の「2025上半期ベストバイ」をWi-Fi 7ルーター3万円クラス部門で受賞しました。デュアルバンドながら高速通信と安定性を両立している点が評価されています。

価格.comの売れ筋ランキングでも1位を獲得しており、多くのユーザーから選ばれている製品です。Amazonでは過去1か月で500点以上が購入されており、Wi-Fi 7ルーターの中でも人気の高いモデルとなっています。

NEC Aterm 7200D8BEの詳細を見る

基本スペック

項目仕様
Wi-Fi規格Wi-Fi 7(Draft IEEE802.11be)対応
周波数帯5GHz帯 / 2.4GHz帯(デュアルバンド)
最大通信速度5GHz帯:5,764Mbps / 2.4GHz帯:1,376Mbps
ストリーム数8ストリーム(5GHz帯4本+2.4GHz帯4本)
WANポート10GBASE-T対応(10Gbps/5Gbps/2.5Gbps自動切替)
LANポート2.5GBASE-T×1、1000BASE-T×3
サイズ約54×215×200.5mm(幅×奥行×高さ)
重量約0.8kg

Wi-Fi 7の新機能であるMLO(Multi-Link Operation)に対応しており、5GHz帯と2.4GHz帯を同時に使用して通信の安定性を高められます。6GHz帯には非対応ですが、日本の住宅事情を考慮した実用的な設計となっています。

注目したい機能

10Gbps WANポートで高速回線をフル活用

NTTのフレッツ光クロスやauひかり10Gなど、10Gbpsの光回線が普及しつつあります。しかし、ルーター側が対応していなければ、せっかくの高速回線も宝の持ち腐れです。

Aterm 7200D8BEは10GBASE-T対応のWANポートを搭載しているため、10Gbps光回線の性能をフルに引き出せます。実機検証では、5GHz帯で最大1,543Mbpsのダウンロード速度が報告されており、4K動画のストリーミングやオンラインゲームも快適に楽しめる性能です。

8ストリーム構成で複数台同時接続でも安定

家族全員がスマホやタブレット、パソコンを同時に使う現代の家庭では、複数台接続時の安定性が重要です。このモデルは5GHz帯4ストリーム+2.4GHz帯4ストリームの計8ストリーム構成を採用しています。

5台同時接続時でも速度低下は約32%程度に抑えられており、家族全員が同時に動画視聴やゲームをしても快適な通信環境を維持できます。

ワイドレンジアンテナPLUSで広範囲をカバー

戸建て住宅では、ルーターの設置場所から離れた部屋での電波強度が課題になりがちです。Aterm 7200D8BEは「ワイドレンジアンテナPLUS」を搭載し、360度方向に電波を放射します。

実機検証では、3階建て戸建ての大部分で150Mbps以上の通信速度を確保できたという報告があります。2階建てや3階建ての戸建て住宅でも、中継機なしで家中をカバーできる可能性が高いモデルです。

MLO対応で低遅延・高安定通信

Wi-Fi 7の目玉機能であるMLO(Multi-Link Operation)に対応しています。これは5GHz帯と2.4GHz帯の2つの周波数帯を同時に使用して通信する技術で、一方の帯域が混雑していても、もう一方でカバーできるため通信が途切れにくくなります。

オンラインゲームやリモート会議など、遅延や切断が致命的になる用途に特に効果を発揮します。

メッシュ中継機能で柔軟に拡張可能

4LDK以上の大きな家や、構造上電波が届きにくい部屋がある場合は、メッシュWi-Fiで対応できます。Aterm 7200D8BEは最大9台の中継機と連携でき、36台の端末を同時接続可能です。

将来的に部屋が増えたり、電波の届きにくい場所ができても、同シリーズの中継機を追加するだけで簡単に対応できます。

NEC Aterm 7200D8BEの詳細を見る

利用者から評価されている点

設定の簡単さ

Aterm 7200D8BEは、SSIDとパスワードの設定だけでスムーズに移行できると評価されています。以前のルーターからの買い替え時も、QRコードを読み取るだけで初期設定が完了するため、ネットワーク設定に詳しくない人でも安心です。

「Atermホームネットワークリンク」というスマホアプリを使えば、外出先からWi-Fiの状態確認や設定変更も可能です。ヒートマップ機能で電波の届き具合を可視化できるのも便利なポイントです。

安定した接続性能

バッファロー製ルーターからの乗り換えユーザーからは、「性能が向上した」「安定している」との評価が多く報告されています。定期再起動機能が搭載されているため、長期間使用しても接続が不安定になりにくい設計です。

また、発熱が少ないという報告もあり、24時間稼働する機器として信頼性が高いモデルといえます。

国内メーカーならではの安心感

NECプラットフォームズは日本のメーカーであり、日本語マニュアルやサポート体制が充実しています。海外メーカー製品に比べて、困ったときのサポートを日本語で受けられる安心感があります。

JC-STAR(セキュリティ認証)のレベル1に適合しており、セキュリティ面でも信頼できる製品です。

NEC Aterm 7200D8BEの詳細を見る

購入前に知っておきたいポイント

6GHz帯には非対応

Wi-Fi 7対応ルーターの中には、6GHz帯に対応したトライバンドモデルもありますが、Aterm 7200D8BEは5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド構成です。

ただし、6GHz帯対応ルーターは価格が高く、対応端末もまだ少ないのが現状です。NECはあえて6GHz帯を省くことで、価格を抑えつつ実用的な性能を実現しています。日本の住宅では壁や床で6GHz帯の電波が減衰しやすいため、5GHz帯と2.4GHz帯に集中したほうが実用的という判断です。

LAN側の2.5Gbpsポートは1つのみ

WANポートは10Gbps対応ですが、LAN側で2.5Gbps以上に対応しているのは1ポートのみです。残り3ポートは1Gbps(1000BASE-T)となっています。

複数台のパソコンやNASを2.5Gbps以上で有線接続したい場合は、別途スイッチングハブが必要になります。ただし、一般的な家庭用途ではWi-Fi接続がメインになるため、大きな問題にはならないでしょう。

一部端末との相性問題

Pixel 9シリーズなど、一部のスマートフォンでMLO接続時に不安定になるという報告があります。この問題はファームウェアのアップデート(Ver.1.2.5)で改善されているため、購入後は最新ファームウェアへの更新を推奨します。

また、5GHz帯の接続が不安定な場合は、オートチャネルセレクトを無効にし、使用チャネルをW52に固定すると改善するという報告もあります。

NEC Aterm 7200D8BEの詳細を見る

他の製品と比べて

製品価格帯Wi-Fi規格WAN速度特徴
NEC Aterm 7200D8BE約27,000円Wi-Fi 7(デュアルバンド)10Gbps国内メーカーの安心感、設定が簡単
TP-Link WiFi7 BE7200約21,000円Wi-Fi 7(デュアルバンド)10Gbpsコスパ重視、価格が安い
ASUS RT-BE92U約35,000円Wi-Fi 7(デュアルバンド)10Gbpsゲーミング向け機能充実
GL.iNet GL-BE9300約32,000円Wi-Fi 7(トライバンド)10Gbps6GHz対応、上級者向け

TP-Link製品は価格の安さが魅力ですが、サポート体制は海外メーカーのため英語対応が中心になる場合があります。ASUSはゲーミング向け機能が充実していますが、一般家庭には過剰な機能が多いかもしれません。

「国内メーカーの安心感」「設定の簡単さ」「価格と性能のバランス」を重視するなら、Aterm 7200D8BEは有力な選択肢です。

購入前によくある質問

6GHz帯非対応でもWi-Fi 7の恩恵はある?

Wi-Fi 7の恩恵は6GHz帯だけではありません。4096QAMによる通信効率の向上やMLOによる安定性向上は、5GHz帯と2.4GHz帯でも享受できます。6GHz帯対応端末を持っていない場合は、むしろ6GHz非対応モデルのほうがコスパが良いといえます。

設置場所はどこがいい?

家の中心に近い場所、できれば1階と2階の中間あたりに設置するのが理想的です。壁掛けにも対応しているため、高い位置に設置して電波の届きやすい環境を作ることも可能です。

初期設定は難しい?

スマホアプリ「Atermホームネットワークリンク」を使えば、QRコードを読み取るだけで初期設定が完了します。技術的な知識がなくても、ガイドに従って操作すれば問題なく設定できます。

中継機は別売り?

メッシュ機能を使う場合は、別売りの中継機が必要です。同シリーズの製品を追加することで、簡単にメッシュネットワークを構築できます。ただし、多くの戸建て住宅ではこのルーター1台で十分なカバー範囲を確保できるため、まずは単体で使ってみることをおすすめします。

どこで買える?

NEC Aterm 7200D8BEは、Amazon、楽天市場、家電量販店などで購入できます。Amazonでは「AM-7200D8BE」という型番でAmazon限定モデルとして販売されています(仕様は同一)。

価格は時期によって変動しますが、タイムセール時には27,000円前後で購入できることが多いようです。Amazonプライム会員なら送料無料で翌日配送に対応しているため、すぐに届けてほしい場合はAmazonでの購入が便利です。

まとめ

NEC Aterm 7200D8BEは、10Gbps WAN対応とWi-Fi 7の新機能を搭載しながら、3万円以下で購入できるミドルクラスのWi-Fiルーターです。家電批評のベストバイ受賞や価格.comでの売れ筋1位という評価が示すとおり、多くのユーザーから支持されています。

このルーターが向いているのは、2〜3階建ての戸建て住宅に住んでいる人、10Gbpsや2Gbpsの高速光回線を契約している(または予定している)人、国内メーカーのサポート体制を重視する人です。

一方、6GHz帯対応端末を多く持っている人や、複数台の機器を有線で高速接続したい人には、よりハイエンドなモデルを検討してもよいかもしれません。

戸建て住宅でのWi-Fi環境を改善したい、高速光回線の性能を活かしたいと考えているなら、Aterm 7200D8BEは有力な選択肢です。

NEC Aterm 7200D8BEの詳細を見る

※ この記事には広告・PRが含まれています。当サイトのリンクを経由して商品をご購入いただくと、サイト運営者に報酬が支払われる場合があります。読者の皆様に追加費用が発生することはありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次