大画面テレビを買ったのに、内蔵スピーカーの音がどこか物足りない。映画を観ていてもセリフが聞き取りにくかったり、アクションシーンの迫力がイマイチだったり。そんな不満を感じている方は少なくないですよね。
かといって本格的なホームシアターシステムは価格も設置も大変そう。そこで注目したいのが、ソニーの「BRAVIA Theatre Bar 6(HT-B600)」です。
5万円台という手の届きやすい価格帯ながら、Dolby Atmos対応の立体音響とワイヤレスサブウーファーによる迫力の重低音を両立。この記事では、HT-B600の特徴や評判、購入前に知っておきたいポイントを詳しくお伝えします。
BRAVIA Theatre Bar 6が注目されている理由

ソニーのサウンドバーラインナップにおいて、HT-B600は「BRAVIA Theatre Bar 6」という愛称を持つエントリー向けモデルです。2025年5月に発売され、上位モデル「Theatre Bar 8」や「Theatre Bar 9」の技術を継承しながら、価格を大幅に抑えたことで話題を集めています。
最大の特徴は、この価格帯では珍しいワイヤレスサブウーファーが標準で付属すること。さらに天井方向への音を生み出すイネーブルドスピーカーも搭載しており、3.1.2ch構成で本格的な立体音響を実現しています。
上位モデルの約3分の1という価格設定ながら、Dolby AtmosやDTS:Xといった最新の音声フォーマットにしっかり対応。コストパフォーマンスの高さから、ホームシアター入門機として高い評価を得ています。
基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| スピーカー構成 | 3.1.2ch(6スピーカーユニット) |
| 総合出力 | 350W |
| バースピーカーサイズ | 950×64×110mm |
| サブウーファーサイズ | 210×388×388mm |
| サブウーファー口径 | 160mm(ワイヤレス接続) |
| 対応音声フォーマット | Dolby Atmos、DTS:X、Dolby TrueHD他 |
| 接続端子 | HDMI(eARC/ARC)×1、光デジタル入力×1 |
| Bluetooth | Ver.5.3(AAC/SBC対応) |
バースピーカーの幅は約95cmで、55〜65インチのテレビとバランスの良いサイズ感です。サブウーファーはワイヤレス接続なので、テレビ周りがケーブルでごちゃつく心配もありません。
注目したい機能
イネーブルドスピーカーによる立体音響

HT-B600には上向きに角度をつけて配置されたイネーブルドスピーカーが2基搭載されています。このスピーカーから発せられた音が天井に反射し、あたかも頭上から音が降り注いでくるような「オーバーヘッドサウンド」を生み出します。
Dolby Atmos対応コンテンツを再生すると、その効果は顕著です。映画のヘリコプターが上空を通過するシーンや、雨が降り注ぐ場面で、音に包み込まれるような体験ができます。
16cm大口径ワイヤレスサブウーファー

付属するサブウーファーには16cmの大口径ユニットが搭載されています。100Wの専用アンプと組み合わせることで、映画の爆発音や音楽のベースラインに深みのある重低音を加えてくれます。
ワイヤレス接続なので設置場所の自由度が高く、テレビラック内やソファの横など、部屋のレイアウトに合わせて配置できるのも魅力です。
センタースピーカーでクリアなセリフ
映画やドラマでセリフが聞き取りにくいという悩みは、多くの方が感じているポイントです。HT-B600はセンタースピーカーを独立して搭載しており、人の声をはっきりと再生します。
さらに「ボイスモード」を有効にすると、音楽やBGMの中でも人の声だけを強調してくれます。対応するBRAVIAと組み合わせれば、AIが映像の中の人物を認識して声を自動で聞き取りやすくする「ボイスズーム3」機能も利用可能です。
ソニー独自のX-Balanced Speaker Unit

すべてのスピーカーユニットには、ソニー独自開発の「X-Balanced Speaker Unit」が採用されています。従来の円形振動板と異なる独特の形状により、歪みの少ないクリアな音質と力強い音圧を両立しています。
利用者から評価されている点
価格以上の音質とコストパフォーマンス
購入者からの評価で最も多いのが、価格に対する音質の満足度です。5万円台という価格帯でワイヤレスサブウーファーとイネーブルドスピーカーを両方搭載している製品は珍しく、そのコストパフォーマンスの高さが支持されています。
テレビ内蔵スピーカーからの乗り換えでは、音の広がりと迫力の違いに驚くという感想が多く寄せられています。特に映画視聴時の没入感は、一度体験するとテレビのスピーカーには戻れないと評価されています。
設置と接続の簡単さ
複雑な配線や設定が不要という点も高く評価されています。基本的にはテレビとHDMIケーブル1本で接続するだけ。サブウーファーはワイヤレスなので、電源を入れれば自動でペアリングされます。
細かな音質調整はスマートフォンアプリ「BRAVIA Connect」で行えます。部屋の環境に合わせた音場補正や、低音・高音のバランス調整など、直感的な操作で自分好みの音に仕上げられます。
BRAVIAとの連携の良さ
ソニーのテレビ「BRAVIA」を使用している方からは、連携機能への満足度が高いです。テレビのリモコンでサウンドバーの音量操作ができるほか、テレビの設定画面からサウンドバーの細かな設定にアクセスできる「クイックセッティングメニュー」にも対応しています。
BRAVIAの電源を入れると自動でサウンドバーも起動し、テレビを消すと一緒にオフになる連動機能も便利です。日常的な使い勝手の良さが評価されています。
購入前に知っておきたいポイント
リアスピーカーの追加には対応していない
上位モデルの「Theatre Bar 8」や「Theatre Bar 9」は、別売りのリアスピーカーを追加してサラウンド環境を拡張できます。しかし、HT-B600はリアスピーカーの追加には対応していません。
将来的にリアスピーカーを含めた本格的な5.1ch以上のシステムを構築したいと考えている方は、最初から上位モデルを検討した方が良いかもしれません。一方で、バーチャルサラウンド技術で十分満足できる方には、この制限は気にならないでしょう。
広いリビングより6〜10畳程度の部屋向き
購入者の感想を見ると、6〜10畳程度の部屋では十分な効果を発揮する一方、15畳を超えるような広いリビングではやや物足りなさを感じるという報告もあります。
部屋の広さに対して十分な音圧が確保できるかは、購入前に確認しておきたいポイントです。より広い空間で使用する場合は、出力の大きい上位モデルの方が適している可能性があります。
店頭での試聴ができない
HT-B600はWEB限定販売のモデルで、家電量販店などでの展示は基本的にありません。購入前に音を確認したいという方にとっては、これがネックになる場合があります。
ただし、YouTubeには多数のレビュー動画がアップされており、音質の傾向を把握する参考にはなります。また、ソニーストアで購入すれば3年保証が付くので、万が一期待と違った場合のリスクは軽減できます。
深夜の使用には配慮が必要
サブウーファーの重低音は迫力がある反面、集合住宅では近隣への配慮が必要になる場合があります。HT-B600には深夜向けの「ナイトモード」が搭載されており、低音を抑えつつセリフは聞き取りやすく調整してくれます。
また、サブウーファーの音量は個別に調整できるので、環境に合わせた設定が可能です。
他の製品と比べて
| 製品名 | スピーカー構成 | 総合出力 | サブウーファー | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| SONY HT-B600 | 3.1.2ch | 350W | ワイヤレス付属 | 約54,000円 |
| SONY HT-A3000 | 3.1ch | 250W | 別売り | 約65,000円 |
| SONY HT-A8000 | 5.1.2ch | 500W | 内蔵 | 約120,000円 |
| JBL BAR 1000 | 7.1.4ch | 880W | ワイヤレス付属 | 約130,000円 |
HT-B600の直接の競合となるのは、同じソニーの「HT-A3000」です。HT-A3000は3.1ch構成でイネーブルドスピーカーが非搭載ですが、リアスピーカーやサブウーファーを追加してシステムを拡張できます。
立体音響を重視するならHT-B600、将来的な拡張性を重視するならHT-A3000という選び方になります。HT-B600はサブウーファーが標準で付属するため、追加購入なしで重低音が楽しめる点も見逃せません。
購入前によくある質問
BRAVIAじゃないテレビでも使える?
HDMI ARC/eARC対応のテレビであれば、ソニー製以外のテレビでも使用できます。ただし、ボイスズーム3などBRAVIA専用の連携機能は使えません。基本的な音声出力と操作は問題なく行えます。
サブウーファーの置き場所はどこがいい?
ワイヤレス接続なので、電源さえ確保できれば設置場所の制約は少ないです。一般的にはテレビラック内やソファの横、部屋の角などに置かれることが多いです。低音は壁際に置くと増強される傾向があります。
Bluetoothでスマホの音楽も聴ける?
Bluetooth 5.3に対応しており、スマートフォンやタブレットからワイヤレスで音楽を再生できます。AAC/SBCコーデックに対応しているので、iPhoneでもAndroidでも高音質で楽しめます。
壁掛け設置はできる?
バースピーカーは壁掛けに対応しており、付属の壁掛けガイドを使って設置できます。壁掛けテレビの下に設置すれば、すっきりとした見た目になります。
どこで買える?
HT-B600はWEB限定販売のモデルです。主な購入先は以下の通りです。
ソニーストア直販では定価60,500円(税込)ですが、My Sony会員なら10%オフクーポンが使えます。さらに3年間の長期保証が無料で付くのも魅力です。
Amazonでは実売約54,000円前後で販売されており、Prime会員なら送料無料で翌日配送にも対応しています。価格重視ならAmazonが有力な選択肢です。
まとめ
SONY BRAVIA Theatre Bar 6(HT-B600)は、5万円台という価格帯でワイヤレスサブウーファーとイネーブルドスピーカーを両方搭載した、コストパフォーマンス抜群のサウンドバーです。
Dolby Atmos対応の立体音響で映画やライブ映像への没入感が格段に向上し、16cm大口径サブウーファーによる迫力の重低音も楽しめます。センタースピーカー搭載でセリフもクリアに聞こえるので、映画やドラマを存分に楽しみたい方に特におすすめです。
リアスピーカーの追加ができない点や、広すぎる部屋には向かないという制限はありますが、6〜10畳程度の部屋でテレビの音を手軽にグレードアップしたいなら、まさに理想的な選択肢と言えます。
テレビの内蔵スピーカーに物足りなさを感じているなら、このサウンドバーで「いつものテレビがひとつ上の次元」になる体験を味わってみてください。
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