「毎朝、洗剤のキャップで計量するのが地味に面倒」「子どもの部活着、泥汚れがなかなか落ちない」「部屋干しすると生乾き臭がする」
こういった経験があるんじゃないでしょうか。毎日の洗濯って、一つひとつは小さなことなのに、積み重なると意外とストレスになるんですよね。
そこで注目したいのが、パナソニックの縦型洗濯機「NA-FA10K5」です。2025年6月に発売された最新モデルで、洗剤・柔軟剤の自動投入、約34分の時短洗濯、次亜除菌コースを搭載しています。この記事では、NA-FA10K5の機能や特徴、メリット・デメリット、旧モデルとの違いまで、購入前に知っておきたいポイントをまとめました。
NA-FA10K5の基本情報

製品概要
NA-FA10K5は、パナソニックの縦型全自動洗濯機のスタンダード上位モデルです。10kgの大容量で、3〜4人家族の洗濯物にも対応。日本製というのも安心感があります。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 洗濯・脱水容量 | 10kg |
| 乾燥容量 | 槽・風乾燥 化繊2.0kg |
| 外形寸法 | 幅599×高さ1,071×奥行635mm |
| 本体質量 | 約43kg |
| 標準使用水量 | 約103L |
| 消費電力量 | 50Wh |
| 定格洗濯時間 | 約34分 |
| 運転音 | 洗濯時32dB / 脱水時39dB |
| カラー | シャンパン(-N)/ ホワイト(-W) |
| 製造国 | 日本 |
価格について
2025年12月時点の価格は、最安値で約99,000円、Amazon価格で約104,000円となっています。価格.comでは66店舗以上で取り扱いがあり、187人がお気に入り登録しています。
注目したい機能
洗剤・柔軟剤の自動投入
NA-FA10K5の目玉機能が、液体洗剤と柔軟剤の自動投入です。あらかじめタンクに洗剤を入れておけば、洗濯物の量に応じて最適な量を自動で計量・投入してくれます。タンク容量は液体洗剤が約450mL、柔軟剤が約550mLとたっぷり入るので、頻繁に補充する必要はありません。
毎回キャップで計量する手間がなくなるのは、忙しい朝にはありがたい機能です。また、洗剤の入れすぎや入れ忘れを防げるので、洗い上がりのムラも減らせます。
スゴ落ち泡洗浄

パナソニック独自の「スゴ落ち泡洗浄」は、洗剤を泡立てて繊維の奥まで浸透させる洗浄方式です。「パワフル立体水流」と組み合わせることで、泥汚れや皮脂汚れをしっかり落とします。
子どもの運動着やユニフォームなど、頑固な汚れが気になる家庭に向いている機能です。
約34分の時短洗濯

おまかせコースの運転時間は約34分。従来モデルより3分短縮されています。さらに時短コースを使えば、5.0kgまでの洗濯物なら約24分で完了します。
出勤前や外出前のちょっとした時間で洗濯を終わらせたい方には、この時短性能は大きなメリットになります。
次亜除菌コース

専用タブレットを使った「次亜除菌コース」では、約60分で衣類と洗濯槽を99.9%以上除菌できます(パナソニック試験による)。部屋干しの生乾き臭が気になる方や、洗濯槽の衛生面が心配な方に向いています。
梅雨時期や冬場など、外干しが難しい季節には特に重宝する機能です。
静音設計
運転音は洗濯時32dB、脱水時39dBとなっています。32dBは図書館内の静かさ、39dBは静かなオフィス程度の音量です。マンションやアパートにお住まいの方、早朝や夜間に洗濯したい方にも配慮された設計になっています。
スマホ連携

専用アプリを使えば、運転終了の通知を受け取ったり、衣類に合わせたコースを検索したりできます。外出先から洗濯の状況を確認できるので、干し忘れを防げます。
良いと評価されている点
自動投入で毎日の手間が減る
レビューでは「毎日の計量から解放された」「洗剤の使いすぎが減った」という声が多く見られます。特に朝の忙しい時間帯に、ボタン一つで洗濯を開始できる点が評価されています。
パナソニックは2017年に業界で初めて洗剤自動投入機能を搭載した洗濯機を発売しており、この分野では先駆者としての実績があります。
洗浄力の高さ
「泥汚れがしっかり落ちる」「タオルがふんわり仕上がる」といった評価があります。スゴ落ち泡洗浄とパワフル立体水流の組み合わせによる洗浄力は、多くのユーザーから支持されています。
静音性
「夜間でも気にせず使える」「思ったより静か」という声もあります。ただし、設置場所や床の状態によって感じ方は異なるようで、「脱水時は振動が気になる」という意見も一部にはあります。
糸くずフィルターの使いやすさ
掻き出し式の糸くずフィルターは、手を汚さずにゴミを除去できる設計です。「ところてんのように糸くずが出てくる」という独自の仕組みで、お手入れのしやすさが評価されています。
気になる点・注意点
本体サイズが大きい
幅599mm、奥行635mm、高さ1,071mmと、10kg容量だけあってサイズは大きめです。レビューでは「防水パンにギリギリだった」「設置場所の確認が必要」という声があります。
購入前に、設置スペースの採寸と搬入経路の確認は必須です。特に集合住宅では、エレベーターや廊下の幅も確認しておきましょう。
価格は10万円超え
最安値でも約99,000円と、洗濯機としては高価格帯に入ります。型落ちモデルのNA-FA10K3は約10万円で購入できるため、価格を重視する方は旧モデルも選択肢になります。
乾燥機能は簡易的
風乾燥機能はありますが、化繊2.0kgまでの簡易乾燥です。ドラム式のようにしっかり乾燥させることはできません。乾燥機能を重視する方は、乾燥機付きモデルやドラム式を検討した方がよいでしょう。
フタの形状について
フタがフラットではないため、洗濯機の上に物を置きにくいという声もあります。洗濯機上の収納スペースを活用したい方は、事前に確認が必要です。
型落ちNA-FA10K3との比較
NA-FA10K5の一世代前のモデル、NA-FA10K3との違いを比較します。
| 項目 | NA-FA10K5(新型) | NA-FA10K3(型落ち) |
|---|---|---|
| 価格(参考) | 約10〜18万円 | 約10万円 |
| 消費電力量 | 50Wh | 60Wh |
| 標準使用水量 | 103L | 110L |
| 定格洗濯時間 | 約34分 | 約37分 |
| 本体質量 | 約43kg | 約44kg |
| ソフト脱水 | 3分/1分選択可 | 6分 |
新型は消費電力量が10Wh削減され、使用水量も7L減少しています。年間365回洗濯した場合、電気代で約113円の節約になる計算です。運転時間も3分短縮されました。
一方で、価格差は発売時点で約8万円ほどあります。省エネ性能や時短を重視するなら新型、コストパフォーマンスを重視するなら型落ちという選び方になります。
設置前の確認ポイント
NA-FA10K5を設置する前に、以下のポイントを確認しておくことをおすすめします。
防水パンのサイズ
本体の設置面積は幅599mm×奥行635mmです。防水パンを使用する場合は、このサイズが収まるか確認が必要です。一般的な640mm角の防水パンであれば設置可能ですが、古い規格のものは対応していない場合があります。
搬入経路
本体質量は約43kg、高さは1,071mmあります。玄関ドア、廊下、階段、エレベーターなど、搬入経路に十分な幅と高さがあるか確認してください。特に集合住宅では、共用部分の寸法も重要です。
蛇口と排水口の位置
給水ホースは約80cm、排水ホースは約130cmです。蛇口と排水口の位置が届く範囲にあるか、延長が必要かを確認しておきましょう。
よくある質問
お得な購入方法
NA-FA10K5は、Amazon、楽天市場、家電量販店などで購入できます。2025年12月時点では、最安値で約99,000円となっています。
大型家電は設置サービスの有無や保証内容も確認しておくと安心です。各ショップによってポイント還元率や延長保証の内容が異なるので、複数のショップを比較することをおすすめします。
まとめ
パナソニック NA-FA10K5は、洗剤・柔軟剤の自動投入、約34分の時短洗濯、次亜除菌コースを搭載した10kg縦型洗濯機です。毎日の洗剤計量の手間を省きたい方、朝の時間を有効に使いたい方、部屋干しの生乾き臭が気になる方に向いています。
価格は10万円前後とやや高めですが、パナソニックは洗剤自動投入のパイオニアとして実績があり、日本製という安心感もあります。洗濯機の買い替えを検討している方は、設置スペースを確認のうえ、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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