「ペットの毛が毎日すごくて、掃除が追いつかない」「安いロボット掃除機を買ったけど、すぐ止まって結局使わなくなった」「帰宅したらコードに絡まって動けなくなっていた」
こういった経験があるんじゃないでしょうか。ロボット掃除機って便利そうに見えて、実際に使うとストレスを感じることも多いですよね。
そこで注目したいのが、2025年4月に発売されたiRobotの最新モデル「ルンバ Max 705 Vac + AutoEmpty」です。ルンバ史上最強とされる13,000Paの吸引力と、最大75日間ゴミ捨て不要のAutoEmpty機能を搭載。さらにAIとLiDARセンサーで障害物を自動回避するという、まさに「ほったらかし清掃」を実現するモデルとして話題になっています。
この記事では、ルンバ Max 705の機能・スペックを詳しく解説しながら、利用者の評価や注意点、他モデルとの違いまで徹底的にまとめました。購入を検討している方の参考になれば幸いです。
ルンバ Max 705 を選ぶ際に重視したいポイント
ロボット掃除機を選ぶとき、何を重視するかは人によって異なります。ルンバ Max 705が注目される理由は、以下の3つのポイントにあります。
まず吸引力です。ロボット掃除機の中には「軽く掃除する程度」のものも多いですが、Max 705はルンバ600シリーズの約180倍という圧倒的なパワーを持っています。カーペットの奥に入り込んだペットの毛や、フローリングの溝に溜まったホコリまでしっかり吸い取ってくれるという声が多く見られます。
次にメンテナンスの手間。従来のロボット掃除機は毎回ダストボックスを空にする必要がありましたが、AutoEmpty機能により最大75日間ゴミ捨て不要。「掃除機の存在を忘れる」くらいの手間のなさが魅力です。
そして障害物回避の精度。PrecisionVision AIとLiDARセンサーの組み合わせで、コードや靴、ペットの排泄物まで認識して回避します。「帰宅したら止まっていた」というストレスから解放されると評価されています。
ルンバ Max 705 の基本情報
基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 商品名 | Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション |
| 型番 | W155060 |
| メーカー | iRobot(アイロボット) |
| 発売日 | 2025年4月18日 |
| 公式価格 | 98,800円(税込) |
| セール価格 | 79,000円(税込)※公式ストア割引時 |
| 本体サイズ | 35.5×35×10.4cm |
| 本体重量 | 約2.9kg |
| 充電ステーションサイズ | 17.1×21.3×28.1cm |
| バッテリー | 充電式リチウムイオン |
| 充電時間 | 約4時間 |
| 最長稼働時間 | 210分 |
| 吸引力 | 最大13,000Pa(600シリーズ比 約180倍) |
| Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz帯対応 |
| 保証 | 公式ストア購入で無料3年保証 |
付属品
本体以外には、AutoEmpty充電ステーション、紙パック(装着済+交換用1枚)、交換用フィルター1個が付属しています。紙パックは密閉式なので、ゴミ捨て時にダストが舞い散りにくい設計になっています。
注目したい機能
ルンバ史上最強の吸引力13,000Pa
ルンバ Max 705の最大の特徴は、13,000Paという圧倒的な吸引力です。これはルンバ600シリーズの約180倍、iシリーズの約18倍に相当します。
メーカー情報によると、カーペットの奥深くに入り込んだ髪の毛やペットの抜け毛、フローリングの溝に溜まった微細なホコリまでしっかり吸い取る能力があるとされています。レビューでも「吸引力が非常に強く、カーペットの奥の汚れまで取れる」という評価が目立ちます。
最大75日間ゴミ捨て不要のAutoEmpty
AutoEmpty充電ステーションにより、掃除完了後に本体のダストボックスから自動でゴミを吸い上げてくれます。密閉式の紙パックに最大75日分のゴミをストックできるため、ゴミ捨ては1〜2ヶ月に1度程度で済みます。
「毎回ダストボックスを空にするのが面倒で、結局ロボット掃除機を使わなくなった」という方には、この機能が大きなメリットになるでしょう。
PrecisionVision AI + ClearView Pro LiDAR
前面カメラとLiDARセンサーを組み合わせた高精度なナビゲーションシステムを搭載しています。部屋の間取りを素早く正確にマッピングし、コード、靴、ペットの排泄物などの障害物を認識して回避します。
レビューでは「LiDARとAIビジョンによる高精度なナビゲーション」が評価されており、従来のルンバで課題だった「障害物に絡まって止まる」問題が大幅に改善されているようです。
スマートマッピング機能
iRobot Homeアプリと連携することで、「リビングだけ掃除」「寝室は避けて」といった細かい指示が可能です。Clean Zones(掃除したい場所)とKeep Out Zones(避けたい場所)を設定できるため、生活スタイルに合わせた柔軟な使い方ができます。
AlexaやGoogleアシスタントにも対応しているので、音声での操作も可能です。
ゴム製デュアルアクションブラシ
従来の毛ブラシではなく、ゴム製のデュアルアクションブラシを採用しています。これによりペットの毛が絡みにくく、ブラシの掃除頻度を減らせるとされています。ペットを飼っている家庭には嬉しいポイントです。
利用者から評価されているポイント
吸引力の高さが好評
価格.comのレビューでは、吸引力・パワーの評価が4.00/5.00とカテゴリ平均(4.19)に近い高評価を得ています。「カーペットの奥の汚れまで取れる」「ペットの毛がしっかり吸える」という声が多く、清掃能力については満足度が高いようです。
特にペットを飼っている家庭からは、「今まで使っていたロボット掃除機では取りきれなかった毛がなくなった」といった評価が見られます。
自動ゴミ収集の便利さ
「ゴミ捨ての手間が大幅に減った」という声も多く見られます。最大75日間ゴミ捨て不要という仕様は、忙しい共働き世帯や一人暮らしの方にとって大きなメリットです。密閉式紙パックのおかげで、ゴミ捨て時にダストが舞い散らないのも好評です。
AI障害物回避の精度
「コードや靴を置いたままでも大丈夫」「子供のおもちゃを片付けなくても掃除できる」といった声があり、AI障害物回避の精度については一定の評価を得ています。ただし、完璧ではないため、極端に散らかった状態では事前に片付けた方が良いという意見もあります。
気になる点・注意点
アプリの使い勝手に課題あり
価格.comのレビューでは、使いやすさの評価が2.25/5.00とカテゴリ平均(4.17)を大きく下回っています。主な指摘としては「初期設定が分かりにくい」「アプリの動作が不安定」「WiFi接続がうまくいかない」といった声があります。
対処法としては、5GHzと2.4GHzのWi-Fiを切り替えて試すことで改善する場合があるとされています。また、初期設定さえ乗り越えれば、その後の操作は問題ないという意見も多いです。機械の設定が苦手な方は、最初だけ誰かに手伝ってもらうと良いかもしれません。
動作音が大きめ
音の静かさの評価は2.75/5.00で、カテゴリ平均(3.47)を下回っています。吸引力が高い分、動作音もそれなりにあるようです。
在宅勤務中や夜間に使いたい場合は、外出中に掃除を完了させるか、夜間モードを活用するのがおすすめです。アプリでスケジュール設定ができるため、「平日の昼間だけ自動で掃除」といった使い方も可能です。
水拭き機能は非搭載
ルンバ Max 705は吸引専用モデルのため、水拭き機能は搭載されていません。水拭きも必要な場合は、上位モデルの「ルンバ Max 705 Combo + AutoWash」(179,800円)を検討するか、別途水拭きロボットを用意する必要があります。
ただし、吸引専用だからこそ吸引力に特化できているという見方もあります。「水拭きは手でやるから、吸引力が高いモデルが欲しい」という方には、むしろMax 705が向いているでしょう。
本体サイズがやや大きい
サイズの評価は2.75/5.00で、カテゴリ平均(4.11)を下回っています。本体が35.5×35×10.4cmとやや大きめのため、家具の下など狭い場所には入れない場合があります。購入前に、掃除したい場所のスペースを確認しておくことをおすすめします。
他モデルとの比較
ルンバシリーズ・競合モデル比較表
| 項目 | Max 705 | j7+ | i5+ | Roborock S8 |
|---|---|---|---|---|
| 吸引力 | 13,000Pa | 標準 | 標準 | 6,000Pa |
| 水拭き | × | × | ○ | ○ |
| LiDAR | ○ | × | × | ○ |
| AI障害物回避 | ○ | ○ | × | ○ |
| 自動ゴミ収集 | 75日 | 60日 | 60日 | 60日 |
| 稼働時間 | 210分 | 120分 | 120分 | 180分 |
| 価格帯 | 8〜10万円 | 7〜9万円 | 5〜7万円 | 15〜18万円 |
Max 705 vs j7+
j7+は障害物回避に特化したモデルで、コンパクトなサイズと価格の安さが魅力です。一方、Max 705は吸引力とゴミ収集容量で優位性があります。
「吸引力を重視したい」「ペットの毛をしっかり取りたい」という方にはMax 705、「コンパクトさを重視したい」「価格を抑えたい」という方にはj7+が向いています。
Max 705 vs i5+
i5+は水拭き機能付きでコストパフォーマンスに優れたモデルです。ただし、吸引力はMax 705に大きく劣り、LiDARや高精度な障害物回避機能も搭載されていません。
「水拭きも必要」「予算を抑えたい」という方にはi5+、「吸引力と自動化を重視したい」という方にはMax 705がおすすめです。
よくある質問
Q. マッピングにはどれくらい時間がかかりますか?
LiDARセンサーを搭載しているため、従来のカメラのみのモデルより素早くマッピングが完了するとされています。ただし、部屋の広さや形状によって異なるため、詳細は実際の使用環境で確認が必要です。
Q. 紙パックの交換頻度はどれくらいですか?
メーカー情報では最大75日間とされていますが、ペットの毛が多い家庭や掃除頻度が高い場合はもう少し短くなる可能性があります。交換用紙パックは公式ストアや家電量販店で購入できます。
Q. 賃貸マンションでも使えますか?
使用可能ですが、動作音についてはある程度あるため、在宅時間や近隣への配慮を考えてスケジュール設定することをおすすめします。
Q. 段差はどれくらいまで乗り越えられますか?
詳細なスペックは商品ページでご確認ください。一般的なカーペットとフローリングの段差程度であれば問題なく乗り越えられるとされています。
まとめ
ルンバ Max 705は、13,000Paという圧倒的な吸引力と、最大75日間ゴミ捨て不要のAutoEmpty機能を搭載した、ルンバシリーズの中でも吸引性能に特化したモデルです。PrecisionVision AIとLiDARセンサーによる高精度な障害物回避も備えており、「ほったらかしでしっかり掃除してほしい」というニーズに応える設計になっています。
一方で、アプリの使い勝手や動作音については改善の余地があり、水拭き機能も非搭載です。価格も8〜10万円と決して安くはありません。
ペットを飼っている方、共働きで掃除の時間が取れない方、カーペットの奥の汚れが気になる方には特におすすめです。逆に、水拭きも必要な方、アプリ設定が苦手な方、予算を抑えたい方には他のモデルを検討した方が良いかもしれません。
公式ストアで購入すれば3年保証が付くため、長期間安心して使えるのも魅力です。ロボット掃除機で「掃除から解放される生活」を手に入れたい方は、ぜひ検討してみてください。
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